Windows2000にIPv6を導入する手順
始めに
- Windows 2000は標準でIPv6をサポートしておりませんが、Technology Previewの形ではあるものの、MicrosoftからIPv6モジュールが提供されています。
- このモジュールはWindows 2000 SP1向けにリリースされたものですが、後述する方法でSP2〜4にもインストールする事ができます。
インストール
- http://msdn.microsoft.com/downloads/sdks/platform/tpipv6.asp から、Microsoft IPv6 Technology Preview for Windows 2000をダウンロードします。ここでは"D:\temp"にダウンロードした事にします。
- ダウンロードしたファイル"D:\temp\tpipv6-001205.exe"を実行すると解凍先を聞いてくるので、好きな場所を指定します。
- 初期値は"C:\IPv6Kit"とあまり美しくないので、下図の様に".\IPv6Kit"としてダウンロードした場所に展開してしまいましょう。

- SP1の人はそのまま D:\temp\IPv6Kit\setup.exe"を実行すればIPv6関連ファイルがシステムにインストールされます。SP2〜4の人は次の様な若干の作業が必要です。
- コマンドプロンプト(Win9xの頃はDOS窓なんて言っていたアレです)を開き、D:\temp\IPv6Kit に移動して、setup.exe に-xオプションを付けて実行します。
D:\temp\IPv6Kit>setup.exe -x
- すると、ファイルの展開先を訪ねる「Choose Directory For Extracted Files」というダイアログが現れますので、この図の様にfilesというディレクトリを作って展開しましょう。

- D:\temp\IPv6Kit\files に移動し、テキストエディタで"hotfix.inf"を開きます。
- "NtServicePackVersion=256"と書かれた個所を見つけ、この値をSP2なら512、SP3なら768、SP4なら1024にします。下記はSP4の例です。
[Version]
Signature="$Windows NT$"
NtBuildToUpdate=2195
NtMajorVersionToUpdate=5
NtMinorVersionToUpdate=0
; NtServicePackVersion=256
NtServicePackVersion=1024 ;SP4の例
NtMinimumServicePackVersion=256
HotfixNumber=%HOTFIX_NUMBER%
:
:
- D:\temp\IPv6Kit\files\hotfix.exe を実行すると、IPv6関連ファイルがシステムにインストールされます。
- 再起動を促すダイアログが現れますので、仕方なく再起動します。
- ローカルエリア接続のプロパティを開き、インストール→プロトコル→追加の順でクリックすると、選択肢に"Microsoft IPv6 Protocol"が増えていますので追加します。ここでは再起動しなくて済みます。
- LANカードが複数ある場合は、どれか一つに追加すると全てのLANカードにIPv6が導入されます。
- これでWindows2000でもIPv6が利用できるようになりました。次の様なコマンドが利用可能です。
ipv6.exe ping6.exe tracert6.exe ttcp.exe 6to4cfg.exe ipsec6.exe
キーワード:
参照:[v6活用研究会's Wiki] [IPv6なマルチキャストを試してみる]